2024.11.09
カテゴリー:インフォメーション
U-15
高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会関西地域プレーオフ
準々決勝
奈良YMCA(SL2部7位) VS 京都サンガ(SL1部3位)
2-2(前半0-0)PK4-5
皆、競技力もある一定あり、良い子ばかりですが、
性格的に押しの弱さがあり、
率先して最初に行動することを苦手とする子たちが多い学年でした。
自分が試合を動かしに行く姿勢が不足し、
試合で悪い方向に出ることが多々あり、
勝ちきれない試合もありました。
夏以降、少しずつたくましさも増し、
接戦をものにする試合が増えてきました。
2歩進んで1歩下がりながら(時には5歩ぐらい下がる時もありましたが)
3年間の集大成としての本大会を迎えました。
準々決勝の相手は、6月の関西クラブユース選手権で、
代表権を勝ち取る一歩手前で、
1-0でリードしながら後半ラストでPKを含む2失点をして
苦杯をなめた相手。
守備面では、ロングボールを多用することが特徴の相手であることから、
いつもより少し後ろを重たくし、縦ずれ横ずれでうまく対応できていました。
前半半ば足が止まり守勢に回る時間もありましたが、徐々に巻き返し、
相手陣深くまで攻め込むことが出来はじめ、前半を0-0で折り返しました。
後半も粘り強く対応しながら、シュートチャンスや決定機を作り出すも、
後半13分、中盤のプレスが甘くなったところを、右サイドからのクロスを決められ0-1。
サンライズリーグでは連続失点してしまうことがありましたが、
今日は集中を切らさず粘り強くプレーしていました。
左サイドの選手を入れ替え、攻撃が活性化し得点の雰囲気がし始めた時に、
後半33分にセットプレーの混戦から押し込まれ0-2。
ここまでかと誰もが思っていたかもしれませんが、
子どもたちにはまだ力が残っていました。
後半40分に左サイドを崩し1点を返し1-2。
後半40分+2分に左サイドからのスルーパスからGKとの1対1を落ち着いて決め、
2-2同点としました。2ゴールとも途中出場で夏以降苦しんでいた選手のアシストでした。
残り2分、逆転を目指しましたがそのまま試合終了となりPK戦に。
PK戦の勝率100%の子たちでしたが、
5人目の後攻というプレッシャーがかかる場面で決めることが出来ず敗退となりました。
PK戦のキッカーとして責任を背負った選手たちには敬意を表したい。
声を出して泣いている子どもたちを見るのは厳しいものがありましたが、
子どもたちには堂々と胸を張れる、今までサポートして下さった方々の心に届く闘いぶりであったと伝えました。
もっとこうしとけば良かったなど思いを巡らしていると思いますが、まだまだ長いサッカー生活の中で取り組んでいきましょう。
高校入学までの間もまだまだ成長できますよ。
保護者、サポーターの皆様。
公式戦は今日で最後となりました。
サンライズリーグ、県1部リーグなど長期に渡りサポートありがとうございました。
この大会は中学年代最後の公式戦。
全国で1チーム以外はいつかは負けてしまいます。
つらいですが、子どもが負ける姿を目に焼き付け、見届けるのも親の務めの一つですね。
現高校3年生のOB保護者の方も、Yマフラータオルを身にまとい応援に駆けつけてくれていました。
本当にありがたいですね。
この3戦、チームと別行動で対戦相手のスカウティングをしてくれていたリーダーたちにも感謝。
敗退した日は、新しいスタートでもあります。「さあ 行こう!」