活動報告

７月７日(日)　「２０２４年度　奈良YMCA定期会員総会」報告

会場：奈良商工会議所

～一部▶開会礼拝～

奈良YMCAチャプレン・日本基督教団奈良教会　平松麻那牧師に説教をしていただきました。

当日出席いただいた方々には、式次第と活動レポート、ウォーターセーフティーハンドブックを配布しました。

～二部▶～

２０２３年度の奈良YMCAの事業活動報告としまして、社会福祉法人YMCAあきしの子ども園、なら子ども園、西大寺南保育園のトピックス、公益財団法人奈良YMCAの各センターの活動やイベント・キャンプの報告をスライドショーに見ていただきました。各担当のスタッフが、映像と共に活動の詳細を説明しました。

そして２０２４年度奈良YMCA活動状況報告としまして、「VISION ２０３０」の動画を皆さまと鑑賞し、と新たに２０２４年４月１日より開設しました、奈良市地域子育て支援拠点事業子育て広場「エンジェル」を開設したことの説明をしました。

「VISION ２０３０」とは、各地で頻発する紛争、気候変動、貧困問題など、世界規模の課題が山積する中で世界のYMCAは２０２２年夏、「世界YMCA　Vision２０３０」を採択しました。下記の「４つの柱」で構成されるこのビジョンは、国連の持続可能な開発目標「SDGｓ」とも連動した行動目標で、YMCAのグローバル・ネットワークを活用し、世界の課題を解決していくことを目指しています。

４つの活動領域（運動を広げる４つの柱）

ポストコロナの時代にすべての人が、個人と集団のウェルビーイングを大切にしながら精神、知性、身体のバランスの取れた成長ができることを目指す。

すべての若者が価値のある有意義な仕事に従事し持続可能な生活を築けるよう、公正かつ公平な教育、雇用、トレーニングの機会を創出し提供していく。

気候変動に対する若者の高い危機意識と積極的な発言から、若者主導による持続可能な地球のための解決策を推進し、気候変動に取り組む運動体になることを目指す。

正義、平和、公正を求め、すべての人の人権を守ろうと努める若者やコミュニティーと共に歩む。組織的な差別、不公平、不正などあらゆる種類の人種差別の課題においてグローバルな発信者となることを目指す。

「人」と「人」とのつながりの間にYMCAが使命を果たし、個々の存在が尊重されることで、神さまから与えられた「いのち」をより豊かにすることができる社会を目指して活動してまいります。そして、世界から奈良、奈良から世界へつながっていることを感じながら、奈良YMCAに連なるすべての人が一つとなることを目指します。

～三部▶研修会＆懇親会～

三部は、賛助会員・維持会員・YMCAスタッフ・講師・学生ユースリーダー・保育園職員、講師の皆様対象に、CAP西大和の皆さまをお招きしての研修会を実施致しました。CAP(Child Assault Prevention)とは、子どもがいじめ・虐待・体罰・誘拐・痴漢・性暴力など様々な暴力から自分の心とからだを守る暴力防止のための予防教育プログラムで、子育て世代の方、子どもと関わる私たちの仕事にも関係しているテーマで、今後の保育や指導に繋がるとても学びのある時間となりました。

CAP西大和の皆様、ありがとうございました。

また、ご参加いただきました皆さまありがとうございました。