奈良YMCAの歩み

1950年10月にチャーターされた奈良ワイズメンズクラブのメンバーが中心となって、多くの方々のご尽力により1962年5月に市内角振町にその産声をあげました。その設立準備委員長として尽力いただいた、初代理事長：緒方準一氏は、適塾開設の江戸時代蘭学者『緒方洪庵先生』の直系4代目子孫にあたります。5代目 緒方惟之氏も奈良YMCA役員としてお支えいただきました。1970年3月に西大寺国見町に会館を建設し、拠点を西大寺に移して以後、1980年に本館北側に芸術文化・教育センター（別館）、1982年にスイミングスクール、1988年にウエルネスセンター（新館）等をオープン、2015年「認可YMCAあきしの保育園」、2016年「認可YMCA西大寺南保育園（小規模保育園）」、2017年「幼保連携型認定こども園YMCAあきしの保育園」、2018年「認可YMCAなら保育園」を開園し、今日に至っています。

この間、青少年指導者の養成、地域社会への奉仕活動、ハンディキャッププログラム、国際協力、国際理解教育、反核・平和教育などを推進し、かつ、健康教育（青少年から熟年世代までのスポーツ・健康事業）、野外活動、音楽教育、芸術教育、語学教育、発達障がい児・者への教育、子育て支援アフタースクール、不登校の子ども達へのフリースクール、地域貢献としては幼稚園や小学校でのスポーツ指導などを行うなど、会員数3,000名に及ぶ社会教育団体に成長して参りました。その歩みが2013年に奈良県より公益財団法人の認定そして2014年に奈良市より社会福祉法人の認可を得られるようになりました。